コーティング剤比較 概要 のバックアップ(No.12)
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コーティング剤系統分類 †
ワックス系 †
カルナバロウなどの油脂とフッ素樹脂などのポリマーを混合したハイブリッドタイプが主流。
おなじみのコーティング剤。
施工に手間がかかるがツヤは良い。
硬化系 †
表面にシリカ(ガラスの主成分、二酸化ケイ素)の硬化被膜をつくってボディを保護することで高い耐久性と強い光沢・艶を実現するもの。
入念な下地処理(鉄粉除去、前のコーティング除去など)が必要&硬化定着するまで数日~数週間かかるためかなり手間がかかります。
硬化中に異物が付着してそのまま抱き込んで硬化したり、イオンデポジットができやすいため、
青空駐車には不向きとされます。
※ガラス:主成分は二酸化ケイ素、別名:石英、シリカ、無水ケイ酸 wikipedia
※よく、シリコンとシリコーンが混同されているが基本的に別物である。
シリコン:ケイ素 wikipedia
シリコーン:ケイ素を構造に含む人工高分子化合物の総称 wikipedia
ポリマー系 †
素人洗車ではこれが一番手軽で、車板住人はポリマー系愛用者が多いようです。
※ポリマー:高分子の有機化合物 wikipedia
フッ素、テフロン樹脂系 †
ペイントシーラント、タフガード等
シリコン、ケイ素、ガラス繊維系 †
ブリスX、アクアクリスタル、トライズ等
リキッドワックス系 †
ゴールドグリッター、プレクサス等
石油溶剤系 †
レジンポリマー系 †
プリズムシールド等
アクリル、ウレタンポリマー系 †
水はけによる分類 †
撥水系 †
水をはじくのが撥水系。
雨水は丸い粒となり、雨の後はそのまま蒸発するため、丸い形に雨の跡が残りやすい。
流水力、プリズムシールドなど。
ワックスもほとんどが撥水系。
撥水の強力な「超撥水」は、ボディーについた水滴が球体に近くなりレンズ効果が高くなるため、
雨上がりに晴れて直射日光が当たった場合、ウォータースポット(撥水により水玉がレンズ状になり塗装を焼いてしまい、跡が残ったもの)になりやすいという欠点があります。
(こういう背景もあり、「超撥水」のコーティング剤は現在ではほとんど見られなくなった)
疎水系(弱親水) †
疎水とは、水分を排水するような撥水状態。
このことから疎水性は排水性とも呼ばれます。
・「弱撥水」(弱く水をはじく)
・「弱親水」(弱く水となじむ)
両方のタイプがありますが、いずれも「疎水」状態になります。
雨水がデレーっと広がるため、雨の跡は残りにくくなります。
このため「防汚性が高い」などと言われることもあります。
アクアクリスタル、ブリスX、トライズなど。
撥水と疎水(親水)の比較 †